AppleInsiderスタッフ
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新たなレポートによると、今秋までに登場が見込まれる第2世代のApple Watchは、統合されたセルラーデータと、より高速な次世代カスタムチップを搭載する可能性があるという。
ウォール・ストリート・ジャーナルは匿名の情報源を引用し、Apple が次世代ウェアラブルデバイス向けに両方の機能を開発中であると主張している。
当然ながら、Apple はコメントを控えたが、LTE 無線の搭載は、Apple Watch に論理的に追加されることになるだろう。現在の Apple Watch は、外出先でデータを利用するために iPhone に接続する必要があるからだ。
「S2」プロセッサについてですが、初代Apple Watchに搭載されたS1は、1日中使えるように設計された低消費電力のカスタムチップです。当初はアプリの読み込みもiPhoneで処理され、ワイヤレスでApple Watchに転送されていましたが、Appleは昨年秋のwatchOS 2のリリース以降、ネイティブアプリの利用を可能にしました。
これらの動きは、AppleがiPhoneや既存のWi-Fiネットワークを必要とせず、外出先でも単体で使用できる新しいWatchの開発を目指していることを示しています。LTE無線とGPS受信機を組み合わせることで、運動中のペースと距離を迅速かつ正確に測定できるため、携帯電話接続はフィットネス機能にとって特に重要です。
ウォールストリート・ジャーナルはまた、Apple Watchの販売台数が、発売から12ヶ月間で2007年に発売された初代iPhoneの2倍に達したと主張した。しかし、このデータの出典はアナリストの推定値に過ぎないようだ。AppleはApple Watchの販売台数を公式に公表していない。
Apple の最大の成功は、発売初年度に 1,950 万台を売り上げた iPad である。
「Apple Watch 2」は現行モデルとほぼ同じ外観になると予想されていますが、Appleは内部ハードウェアの改良に注力する方針です。一部の噂では、第2世代モデルはバッテリー容量が大きくなり、屋外での視認性が向上したディスプレイを搭載するとのことです。
新型Apple Watchは今年中に発売されると予想されていますが、発売時期は依然として不透明です。3月発売という誤った予測もありましたが、Appleの年次開発者会議(WWDC)と同時期に6月に発売されるという予測もありました。また、9月に発表が見込まれる「iPhone 7」と同時に「Apple Watch 2」が発表される可能性もあります。