スティーブ・ジョブズの家に侵入した強盗に懲役7年の判決

スティーブ・ジョブズの家に侵入した強盗に懲役7年の判決

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カリーム・マクファーリンの逮捕状写真。出典:サンタクララ郡保安官事務所

昨年、アップルの共同創業者故スティーブ・ジョブズ氏の家に侵入し、財布と複数のコンピューターを盗んだ窃盗犯のカリーム・マクファーリンが、カリフォルニア州の刑務所で7年の刑を宣告された。

ジョブズ氏の自宅から盗まれた品物に加え、マクファーリン氏はサンフランシスコ・ベイエリアで起きた複数の強盗事件で盗まれた数十万ドル相当の品物を自宅と倉庫に隠していたと、マックワールドが報じている。

アラメダ在住の35歳の男は、2012年7月にカリフォルニア州パロアルトにあるジョブズ氏の自宅に侵入し、6万ドル相当のコンピューターと私物を盗んだとして逮捕された。その中には、それぞれ2万8000ドル以上の価値があるティファニーのジュエリー2点も含まれていた。盗難品のリストには、iMac2台、iPad3台、iPod3台、Apple TV1台、その他の貴重品が含まれていた。

マクファーリン氏が盗んだiPadのうち1台の電源を入れたところ、そのiPadがiTunesに接続され、Appleのセキュリティチームがそのデバイスを追跡できるようになり、迅速執行連合コンピュータチーム(REACT)の警官らがマクファーリン氏の居場所まで案内された。

マクファーリン被告が科せられた懲役刑は最高で7年8ヶ月で、これには「過度の財産窃盗」に対する1年の加重刑も含まれていた。被告は容疑を否認し、動機は絶望から生まれたものだと主張した。