アンドリュー・オール
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Apple Cardのクレジット責任者、アビ・パバ氏。写真:X1
アップルが新たな金融サービスに向けて準備を進める中、アップルカードのクレジット責任者アビ・パバ氏が同社を去った。
パバ氏は、クレジットカードのスタートアップ企業X1に入社し、最高リスク責任者に就任する。同氏はこの職務に精通している。アップル入社前は、キャピタル・ワンでクレジットカードの承認業務に携わり、消費者支出、延滞したクレジットカード口座の数、承認された信用スコアの平均といったカード会員の指標を分析していた。
「これら3つの基準はかなりハイレベルだと私は思いますが、キャピタル・ワンはこれらの点を非常に徹底していることを誇りにしていますし、もちろんアップルも同様の基準を持っていました」とパバ氏はCNBCの報道で述べた。
X1での彼の新たな仕事は、同社の引受方針の構築に携わることになるかもしれない。このスタートアップ企業は、銀行口座へのアクセスデータ、FICOスコア、あるいは金融データ転送会社Plaidなどの企業から提供される情報といったデータを活用する予定だ。
AppleはApple Payを活用した新サービス「Apple Pay Later」を開発中です。これは2022年後半にリリース予定の機能で、購入金額を4週間に分割して支払うことができます。
AppleはApple Cardに関してゴールドマン・サックスとの提携を継続していますが、Apple Pay LaterのためにApple Financing LLCという子会社を設立しました。この子会社はApple本体とは独立して運営されます。