Apple、iTunes Matchの一般公開とともにiTunes 10.5.1をリリース

Apple、iTunes Matchの一般公開とともにiTunes 10.5.1をリリース

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Appleは月曜日にiTunes 10.5.1を一般公開し、ユーザーが年間24.99ドルの新しいiTunes Matchサービスに初めてアクセスできるようになる。

iTunesの新バージョンは、Mac OS XとMicrosoft Windowsの両方でダウンロード可能です。インストール後、iTunes Matchサービスにアクセスできるようになります。このサービスに登録することで、iPhoneやiPadなどの他のデバイスで楽曲を再ダウンロードできるようになります。

iTunes 10.5.1をインストールすると、iTunes Music StoreからiTunes Matchに登録できるようになります。画面右側に、iTunes Matchが「new」と書かれた青いアイコンでハイライト表示されている箇所にリンクが表示されます。

iTunes Matchは、iTunes以外で購入した楽曲でも、iTunes in the Cloudのメリットを享受できるサービスです。iTunesソフトウェアとiOSデバイスのミュージックアプリケーションに組み込まれているため、CDからインポートした楽曲やiTunes以外で購入した楽曲も含め、コレクション全体を保存できます。

年間24.99ドルの料金で、iTunesがユーザーのコレクション内のどの曲をiTunes Storeで配信するかを決定します。配信条件に一致した曲は自動的にiCloudに追加されます。

一致しない曲はすべてアップロードされ、ユーザーは iTunes Store で購入できないコンテンツも含め、コレクション全体にアクセスできるようになります。

ユーザーの音楽ライブラリがiCloudにアップロードされ、マッチングされると、外出先で他のデバイスに再ダウンロードできるようになります。Appleはまた、元の音質が低かった場合でも、楽曲を256Kbps AAC DRMフリーファイルにアップグレードする機能も提供しています。

iTunes 10.5.1の一般公開は、Appleが開発者向けにソフトウェアの3番目のベータ版を提供してからわずか数日後に行われました。開発者は、一般公開に先立ち、iTunes Matchサービスを非公開でテストしてきました。

iTunes Matchの公式リリースは、Appleが当初10月末までにサービスを開始すると約束していたため、数週間遅れとなりました。しかし、ベータテスト中にiTunes Matchは一部ユーザーのライブラリのスキャンとマッチングにいくつかの問題を抱え、Appleはこれらの問題を解決するために何度もリセットを実施しました。