AppleInsiderスタッフ
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退任するマイクロソフトの最高経営責任者(CEO)スティーブ・バルマー氏は火曜日、アップルのiPad向けに同社Officeスイートのタッチ操作に最適化された新バージョンについて語った。
同社はまず自社のWindowsプラットフォーム向けにタッチスクリーン版のOfficeをリリースし、その後iPad向けにも提供する計画のようだ。The Vergeによると、バルマー氏は火曜日にフロリダで開催されたガートナーのイベントで講演し、開発中のソフトウェアを明らかにした。
マイクロソフトは6月にiPhone向けの公式Office 365アプリを発表しました。しかし、このアプリはAppleのiPadの大型ディスプレイを活用するようには設計されていませんでした。
現在のiPhone向けOfficeアプリケーションを使用するには、Office 365サービスへの加入が必要です。これにより、ユーザーは外出先でもWord、Excel、PowerPointのドキュメントにアクセスできます。
バルマーCEOは、Office for iPadのより完成度の高いバージョンは、Microsoftが同スイートの「タッチファースト」インターフェースを完成させ次第リリースされると明らかにした。退任するバルマーCEOは、ソフトウェアのリリース時期については明言しなかったものの、開発は「進行中」であると述べた。
バルマー氏の発言は、マイクロソフトがAppleのiPad向けにOfficeを開発中であることを公式に認めた初の事例となる。これまでも噂やスクリーンショットのリークは何年も前からあり、このソフトウェアの開発が長らく進められてきたことが示唆されている。