ロジャー・フィンガス
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アップルのCEOティム・クック氏は最近の中国訪問の一環として、火曜日に自転車シェアリングの新興企業ofoとフィットネス企業Keepを訪問し、Swift Playgroundsの簡体字中国語翻訳版が明日リリースされることも発表した。
クック氏は、中国のマイクロブログサイト「新浪微博(ウェイボー)」に、その日の出来事と写真を掲載した。同氏は、ofoの「通勤をより環境に優しく、より効率的で、より楽しいものにするという使命」と、Keepのダウンロード数が8000万回に達したことを称賛した。
Ofoの投資家として特に注目されているのは、Appleが2016年5月に10億ドルを出資したDidi Chuxingだ。iPhoneアプリを使って自転車を探し、ロックを解除し、レンタルできるため、AppleもOfoに興味を持っている可能性が高い。
週末、クック氏は中国政府が主催する経済フォーラムに出席した。イベント中、彼はグローバル化を推進する一方で、プライバシーや暗号化といったテーマについては慎重な姿勢を示した。中国政府は、特に大手テクノロジー企業に捜査協力を義務付ける新法の下では、こうしたテーマに警戒を強めている。
クック氏が今後どのくらい中国に滞在するかは不明だが、同氏は欧州やインドなどの海外の目的地に数日間滞在している。