スティーブ・ジョブズに敬意を表して命名された民間航空機

スティーブ・ジョブズに敬意を表して命名された民間航空機

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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ヴァージン・アメリカのエアバスA320型機の胴体、コックピットの真下に、故アップル共同創業者スティーブ・ジョブズ氏への敬意を表して「Stay Hungry, Stay Foolish」という言葉が掲げられている。

カリフォルニア州バーリンゲームを本拠地とするこの航空会社は最近、ジョブズ氏の2005年スタンフォード大学卒業式のスピーチから引用した有名な引用文を、昨秋から運航している飛行機の機首に付け加えたとCNETが報じている。

「『ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュ』という機体名は、実は社内の機体命名コンテストで当社の従業員の一人がジョブズ氏への敬意を表して応募したものなのです」とヴァージン・アメリカの広報担当者アビー・ルナルディーニ氏は語った。

ヴァージン航空は、航空旅行に対する先進的なアプローチにおいてジョブズ氏に自社を例え、空にテクノロジーをもたらす数々の試みの一つとして、全機内Wi-Fiを展開した最初の企業であると指摘している。

「ヴァージン・アメリカの理念は、デザインとサービスについて違った考え方をすることで旅行体験を改革することだった。私たちは機内で提供する最新鋭のアメニティで知られている」とルナルディーニ氏は語った。

ジョブズ元CEOが2011年10月5日に亡くなって以来、彼の「ハングリー精神を忘れず」という演説は大きな注目を集めている。

「Stay Hungry, Stay Foolish」機内 | 出典: ヴァージン・アメリカ

現在、ヴァージン アメリカの保有機はエアバスのジェット機のみで構成されており、短距離から中距離用のA320モデルを36機運用している。

同航空会社は独創的なマーケティング計画を考案することで知られており、これまでにも命名を公募してきた。例えば、2008年にはコメディアンのスティーブン・コルベアにちなんで「エア・コルベア」の初飛行を実施し、2010年にはチャーター便に機体命名権を6万ドルで購入する機会を設けた。