ニール・ヒューズ
· 1分で読めます
The Loopの有力な情報筋であるジム・ダルリンプル氏は月曜日、Appleの新しいMobileMeはクラウドでのコンテンツの同期と共有を可能にするものの、実際のストレージは個々のユーザーのコンピュータ上でホストされるだろうと報じた。これは、Appleが自社サーバーでファイルをホストするとの憶測を裏付ける一部報道とは対照的であり、ダルリンプル氏はこのアプローチを「少々やり過ぎ」と評した。
「Appleは、すべての人にクラウドストレージを提供するのではなく、MobileMeをクラウドサービスの頭脳として活用するだろうと私は考えています」と彼は述べた。「実際のストレージは、各ユーザーのマシン上、つまりクラウド上に配置されることになります。」
同氏によると、このシステムではユーザーのライブラリにあるすべての曲をiPhoneに表示できるようになるが、ローカルに保存されるのは一部のみで、残りはiTunes経由で自宅のPCやMacからダウンロードされるという。同様のアプローチは、先週AppleInsiderが明らかにした特許出願にも詳細に記述されており、クラウドコンテンツとローカルに保存されたファイルをシームレスに1つのライブラリに統合する方法が説明されていた。
「MobileMeは単なるメディアサービスにとどまらないと考えています」と彼は述べた。「ファイルやドキュメントの共有や同期も、同じようにできるようになります。自宅のシステムに必要なドキュメントがあれば、いつでもアクセスできます。タップするだけで、iPhoneやiPadにダウンロードされます。」
同氏はまた、このサービスは連絡先、カレンダー、その他のデータを同期し、Mac、iPhone、iPad、iPod touch、Windows PCと互換性があると示唆した。
ダルリンプル氏の見解は、ウォール・ストリート・ジャーナルの最新報道に対する反応である。同報道によると、AppleはMobileMeを刷新し、音楽、写真、動画などのコンテンツの「ロッカー」として機能させる計画だという。このアプローチにより、「デバイスに大量のメモリを搭載する必要がなくなる」という。
ウォールストリート・ジャーナルはMobileMeが無料になる可能性も示唆したが、ダルリンプル氏はそのようなシナリオは起こらないと考えている。「MobileMeの一部は無料になる可能性はあるが、サービスの主要部分は依然として有料になる可能性がある」とダルリンプル氏は述べた。