ケイティ・マーサル
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高級自動車メーカー、フェラーリの会長は、同社が車内エンターテインメントサービスに関するより大規模な提携についてアップルと活発に協議していることを明らかにした。
フェラーリ「ラ・フェラーリ」が火曜日にジュネーブで発表された。写真はAutoblogより。
ブルームバーグによると、このニュースは火曜日のジュネーブモーターショーでルカ・コルデロ・ディ・モンテゼーモロ氏によって明らかにされた。両社の提携の可能性の最初の兆候は、昨年11月にアップルのインターネットソフトウェア・サービス部門責任者であるエディ・キュー氏がフェラーリの取締役会に加わった際に現れた。
ディ・モンテゼモロ氏は自動車ショーで、今後数カ月以内に同社はアップルとの提携について「より明確に」していくと述べた。
最新のニュースは、フェラーリが同社初の4人乗り・四輪駆動車となる新型「FF」を発表した際に発表されました。この車はSiri Eyes Free音声コマンドに対応し、後部座席の乗員が使用できるiPad miniが2台搭載されています。
Siri Eyes Free機能は、昨年のiOS 6のリリースと同時に導入されました。この新機能により、自動車メーカーはiPhoneに接続した際にSiriの音声コントロールを組み込むことができます。
Appleは長年、ユーザーの車内での存在感を高めることに関心を示してきましたが、これまで車に特化したデバイスは開発していません。AppleInsiderが昨年発見したある自動車関連の特許には、iPhoneと車を同期させ、連絡先や位置情報などの情報を共有するシステムが記載されていました。
ディ・モンテゼーモロ氏は昨年のコメントで、アップルのティム・クックCEOと2時間にわたる会談を行い、企業戦略と経営スタイルについて話し合ったことも明らかにした。クック氏から、アップルがシンプルさ、デザイン、そして「製品への情熱」を重視していることについて洞察を得たと述べた。
「我々は自動車を製造し、彼らはコンピューターを製造している」と彼は言った。「しかし、アップルとフェラーリは同じ情熱、製品への愛、そして技術だけでなくデザインへの熱狂的なこだわりによって繋がっているのだ。」