マルコム・オーウェン
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ある報道によると、AppleのAirPodsのライバルであるAmazonにはフィットネストラッキング機能が搭載され、このオンライン小売大手のオーディオアクセサリには、より高音質のウーファーを搭載したオーディオ重視の新しいEchoが付属する予定だという。
Amazon版AirPodsの噂は、Appleのワイヤレスイヤホンが店頭で成功を収めて以来、ずっと囁かれてきました。Amazonの試みは、Siri搭載のAirPodsに似たAlexa搭載モデルで、音質に重点が置かれていると以前から言われていましたが、機能はそれ以上に進化しているかもしれません。
CNBCによると、このワイヤレスイヤホンは「Puget」というコードネームで呼ばれており、加速度計を搭載する予定だ。この追加センサーにより、走行距離、消費カロリー、走行ペースの記録など、フィットネストラッキング機能が可能になると、「プロジェクトに直接関わっている」人物が報じた。
第1世代と第2世代のAirPodsにはフィットネストラッキング機能は搭載されておらず、代わりにSiri経由でiPhoneと音声通話と接続を行うようになっています。噂や特許情報から、AirPodsの派生版が登場する可能性は示唆されていますが、今のところAppleはこうした機能を主にApple Watchに委ねています。
iOSとAndroidデバイスの両方で動作するこのハードウェアは、出荷時には100ドルになる見込みで、AppleのAirPodsやBeats PowerBeats Proなど、他の大手ワイヤレスイヤホンブランドよりも安価になる。
Amazonが開発中のオーディオデバイスはイヤホンだけではありません。情報筋によると、同社はEchoの大型版を開発中で、これはAppleのHomePodと直接競合することになります。音質に重点を置いたこのスピーカーは、家庭の中心的な存在となることを目指しており、高品質の内蔵スピーカーとウーファーを搭載しています。ウーファーは、オリジナルのEchoやコンパクトなEcho Dotには搭載されていません。
Amazonのプレミアムスマートスピーカー市場への進出は、低価格帯と中価格帯で優位に立ち、ハイエンド市場はAppleやSonosといった企業に譲るという現在の戦略の拡大と言えるだろう。一方、低価格帯の選択肢がないにもかかわらず、AppleはHomePodが中国で成功を収めている。AmazonはEchoに関しては中国で実質的なプレゼンスを築いていない。