マイク・ピーターソン
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アップルは、コロナウイルスのパンデミックにより、ゲームソフトウェアおよびサービス企業のランキングで最下位に転落した。
調査会社グローバルデータは月曜日、ゲームソフトウェアのテーマ別スコアカードでアップルの売上が急落したことを発表した。アナリストのルパンター・グハ氏は、この落ち込みは「同社がCOVID-19の流行中にゲーム収益チャネルに加えApp StoreとApple Arcadeに加えた変更に起因する可能性がある」と述べた。
グハ氏が指摘したように、一例としては、2月に新型コロナウイルスの影響でAppleが中国のApp Storeから「Plague, Inc」というゲームを削除したことが挙げられる。同氏は、この動きが世界最大のゲーム市場である中国におけるAppleの成長を鈍化させたと指摘した。
同様にグハ氏は、アップルの30日間無料Apple Arcadeトライアルが「相当数の新規加入者を引き付ける」のに十分かどうかは「不明」だと述べた。
GlobalData のテーマ別ゲームスコアカード。
最後に、GlobalDataのアナリストは、GoogleやAmazonのようなライバルと違って、Appleはeスポーツ業界に進出していないと述べている。同社によれば、eスポーツ業界は世界のオンライン人口の約10%という「ニッチな観客」を対象としているという。
「Apple Arcadeには技術的能力があり、eスポーツタイトルの可能性があるにもかかわらず、Appleは世界的なロックダウン中に活況を呈するeスポーツ市場から利益を得ることができなかった」とグハ氏は書いている。
2019年6月現在、Newzooによると、iPhoneとモバイルゲームの台頭により、Appleは世界で4番目に大きなゲーム会社となっている。
同社はまた、2019年9月に月額4.99ドルのApple Arcadeゲームサービスを開始した。このサービスには、さまざまなプラットフォーム専用に開発された100以上のタイトルが含まれている。