アップルのホリデー四半期、iPhone販売5000万台、iPad miniの「好調」が予想

アップルのホリデー四半期、iPhone販売5000万台、iPad miniの「好調」が予想

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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ウォール街のアナリストの一人は、iPhone 5とiPad miniの両方にとってホリデー四半期は大きな売り上げになると予想しており、Appleに対する市場コンセンサスを上回る業績が期待されている。

エバーコア・パートナーズのロブ・シラ氏は、1月23日に予定されているアップルの四半期決算発表を前に、木曜日に同社の12月四半期の業績予想を更新した。シラ氏は、アップルがiPhoneの販売台数を5,000万台と報告すると予想している。これは前年同期比35%増、前四半期比86%増となる。

Apple の新たに拡充された iPad のラインナップに関しては、Cihra 氏は、同社がこの四半期にタッチスクリーン タブレットを 2,400 万台販売したと予測しており、これは前年同期比で 56% の増加、第 9 四半期からは 71% の増加となっている。

特に、iPadの成長はiPad miniが牽引すると予想しており、同氏はiPad miniが今四半期に1,000万台を売り上げたと考えている。また、Cihra氏はiPad miniの供給が依然として逼迫しており、同氏が「好調な発売」と呼ぶ好調な発売後も需要が堅調に推移していると指摘した。

エバーコア

iPhoneとiPadは好調な業績が見込まれる一方で、Cihra氏はMacの販売台数は前年比3%減少し、12月四半期には500万台に達すると予測している。同氏は、この予測の理由として、新型iMacデスクトップの初期供給が限られていることを挙げた。

しかし、Appleが12月四半期に記録的な販売ペースを達成したことは、今後影響を及ぼすと予想されている。Cihra氏は、iPhone 5の急速な展開が3月四半期の生産削減につながると考えている。同氏は、3,900万台の販売台数を予測している。

シフラ氏はAAPL株の目標株価を、前回予想の775ドルから750ドルに引き下げた。しかし、同株の投資判断は「オーバーウェイト」を維持し、自身の数値は「完全に保守的」だと指摘した。