アメリカ・モビル、メキシコでアップルの次世代iPhoneを販売へ

アメリカ・モビル、メキシコでアップルの次世代iPhoneを販売へ

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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中南米最大のモバイルネットワーク事業者兼企業であるアメリカ・モビルは水曜日、今年後半にメキシコおよび同地域の他の地域でアップルのiPhoneの販売を開始すると発表した。

昨年 3 月の時点で、フォーチュン 500 企業は、主にラテンアメリカとカリブ海地域にある 16 か国で 1 億 5,200 万人を超えるワイヤレス加入者にサービスを提供していました。

同社は水曜日の発表で、タッチスクリーン端末の取り扱い開始時期については明言しなかったほか、アップルとの契約により当該市場で端末を独占販売する権利が与えられるかどうかについても言及しなかった。

アメリカ・モビルは、過去2週間にわたり、今年後半にiPhoneを顧客に販売し始める計画を​​発表してきた世界中の通信事業者の仲間入りを果たした。

先月末、カナダのロジャース・ワイヤレスも今年後半にアップルの携帯電話の取り扱いを開始すると発表した。その後まもなく、ボーダフォンはオーストラリア、チェコ共和国、エジプト、ギリシャ、イタリア、インド、ポルトガル、ニュージーランド、南アフリカ、トルコでも同端末を販売する計画を発表した。

アップルとその携帯電話事業にとって初めてのこととして、テレコム・イタリアはボーダフォンと共同で、イタリアでiPhoneを販売することにアップルと合意したと発表した。クパチーノを拠点とする電子機器メーカーが、地域での携帯電話販売において独占キャリアモデルを放棄するのは初めてとなる。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は火曜日に顧客向けに発表した調査レポートの中で、最近までキャリア各社は初代iPhoneのマーケティングにおいて独占権を獲得すると、それを積極的に宣伝していたと指摘した。しかし今回はそうした傾向が見られず、最近のiPhone発表の波は非独占契約によるものだとマンスター氏は考えている。

これまでのところ、iPhone に関する新たな提携を発表した通信事業者は、同端末の販売開始時期については明らかにしていないが、AT&T Mobility の最近のメモによると、同端末は昨年第 1 世代モデルが発売されたのと同時期 (6 月の最終金曜日) に米国で発売される予定だという。