アップルは自社ストアをアップデートして初のマイクロソフトストアを準備

アップルは自社ストアをアップデートして初のマイクロソフトストアを準備

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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先制攻撃ともいえる行動として、アップルはカリフォルニア州ミッションビエホの店舗を改装のため閉鎖した。この店舗はマイクロソフト初の小売店の近くに位置している。

マイクロソフトは今秋、初の実店舗2店舗をオープンする予定で、そのうち1店舗はミッションビエホのザ・ショップス内にオープンする予定です。同じ場所には既にアップルストアがありますが、AppleInsiderの読者から、同社が既存の店舗を改装工事のため閉鎖したという情報が寄せられました。店舗は9月14日(月)から閉店しています。

現在は板で囲まれ、この店舗は来場者に「近日オープン。全く新しいApple Store」と告げている。今回の改装が、マイクロソフトの近日オープンに向けた直接的な反応なのか、それとも単なる偶然なのかは不明だ。

いずれにせよ、Windowsメーカーの次期小売事業をめぐるAppleとMicrosoftの競争は激化している。Appleの北のライバルであるMicrosoftは、Macメーカーの成功した小売店舗にヒントを得て、Appleが展開するGenius Barに似た「Guru Bar」を店舗に導入する計画だ。

そして今週、マイクロソフトが既存のアップルストアからマネージャーと従業員を引き抜こうとしているとの新たな報道が飛び込んできた。アップルの従業員は、転職の条件として「大幅な昇給」を提示されたとされ、引き抜かれたマネージャーはアップルのトップセールス担当者に連絡を取り、入社の意思を確認するよう求められたという。

ワシントン州レドモンドに本社を置く同社は、アップルの初期の小売事業の中心人物の一人である不動産専門家のジョージ・ブランケンシップ氏を、最初の小売店のコンサルタントとして雇った。

カリフォルニア州ミッションビエホのアップルストアは改装工事のため閉店している。写真提供。

新しい店舗では、ZunesやXbox 360などのマイクロソフト製ソフトウェアとファーストパーティ製ハードウェアを販売します。サードパーティ製のWindowsソフトウェアとXboxゲームも販売されます。また、年内にアリゾナ州スコッツデールにも店舗をオープンする予定ですが、その近くにはApple Storeはありません。