iPhone 5sモデルの90%がApple直営店に在庫あり

iPhone 5sモデルの90%がApple直営店に在庫あり

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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アップル社の新しい主力端末であるiPhone 5sの供給は需要にほぼ追いついており、同社の小売店に対する新しい調査によれば、モデルの90パーセントが入手可能だという。

パイパー・ジャフレーのジーン・マンスター氏が火曜日に発表したデータによると、アメリカの二大通信事業者であるAT&TとSprintに対応するiPhone 5sの入手性はさらに向上している。マンスター氏によると、AT&T向けのiPhone 5s SKUはApple Storeで99%の在庫があり、Verizon向けのモデルは98%が在庫ありとのことだ。

AT&TとVerizonは米国の携帯電話市場の75%を占めており、これはアメリカの消費者の大多数が好みのiPhone 5sモデルを簡単に入手できることを意味します。マンスター氏の調査にはSIMロックフリーのiPhone 5sモデルは含まれていません。SIMロックフリーのiPhone 5sモデルには、米国第4位の携帯電話事業者であるT-Mobileと互換性のあるモデルが含まれています。

この調査には、世界第3位の通信事業者であるスプリントの機種も含まれており、スプリントのiPhone 5sの在庫率は72%であることが示されました。11月25日時点で、iPhone 5sの在庫率は90%とされており、これは1年前の同日時点のiPhone 5の在庫率95%からわずかに減少しています。

パイパー・ジャフレー

しかし、携帯電話キャリアの市場シェアを補うために在庫レベルが調整されると、iPhone 5s の入手性は iPhone 5 の発売時よりも 0.8 パーセント向上するとマンスター氏は述べた。

「供給の改善は、アップルが需要に追いつき始めたことを示す明るい兆候だと我々は考えている」とマンスター氏は投資家向けメモに記した。「アップルは12月初旬までに需給均衡に達すると我々は引き続き考えている」

投資会社パイパー・ジャフレーのデータは、米国のアップルストア60店舗を2週間ごとに調査した結果に基づいている。また、iPhone 5sの供給状況は過去2週間で劇的に改善し、11月11日のわずか31%から11月25日には90%にまで改善していることも示されている。