サム・オリバー
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カナダロイヤル銀行の投資銀行部門は木曜日、アップルの新学期向けプロモーションにより、Macの販売台数が300万台を超える記録破りの四半期を迎える兆しが見えていると発表した。
4,400人の回答者を対象としたこの調査は、「消費者支出の低迷にもかかわらず、回復力」を示しており、前四半期比22%の成長も示唆しているとアナリストは述べた。アップルは6月末までの直近四半期で、過去最高の249万6000台のシステムを出荷した。
アブラムスキー氏は具体的に、AppleにとってMacの売上が史上2番目に好調だった四半期において、消費者の「前例のない購買意欲」が見られたと指摘した。同社の調査によると、回答者の34%が今後90日以内にMacノートブックの購入を予定しており、さらに30%がMacデスクトップの購入を計画している。
「アップルの全世界のパソコンシェアは、2007年の2.9%から2009年には4.2%に上昇すると予測している」と同氏は述べ、市場シェアが25ベーシスポイント上昇するごとに、売上高が10億ドル増加し、1株当たり利益は0.15ドル増加すると付け加えた。
アナリストによると、第4四半期のMac売上高が例年よりも大幅に伸びた要因は2つあるようだ。1つ目は、Appleの「新学期キャンペーン」で、9月15日までに対象のMacシステムを購入した教育機関の顧客に299ドルの割引でiPod touchを無料で提供するというもの。2つ目は「iPhoneのハロー効果」で、RBCの調査では、消費者の17%が新型iPhone 3Gを購入して実際に使ってみて、Macを購入する可能性が「高まった」と回答している。
アブラムスキー氏は、ここ数四半期にわたりAppleを取材してきたアナリストの中でも最も正確な予測をしてきた人物の一人であり、 AppleInsiderが追跡調査したウォール街の他のアナリスト全員を凌駕して、Appleの第2四半期決算を予測しました。また、iPhone 3Gが発売初週末に100万台販売されると正確に予測した唯一のアナリストでもあります。
アブラムスキー氏は、Macメーカーの同社株について、アウトパフォームの投資判断と目標株価200ドルを改めて表明した。同氏は、同社の9月期のiPhone販売台数を510万台と予測しており、新型MacノートブックとiPodも今四半期後半か来四半期初めに発売されると予想している。