アップル、次世代「iPhone 5」を10月に発売予定と報道

Appleの次期iPhoneの発売は予想よりさらに遅れる可能性があり、新たな噂によれば同端末は10月まで発売されないとのことだ。

All Things Dのジョン・パツコウスキー氏は月曜日、Appleの計画に詳しい情報筋を引用し、Appleの第5世代iPhoneが10月に発売されると報じた。別の情報筋によると、同端末は10月下旬に発売されるという。

この最新の噂は、いわゆる「iPhone 5」が9月に発売されるという最近の報道と矛盾しています。さらに、AT&Tの従業員は9月最後の2週間の休暇取得を禁止されたとされており、新型iPhoneがその時期に発売されるのではないかとの憶測も広がっています。

「状況を知る情報筋によると、AT&Tが次期iPhoneの発売に備えて9月最後の2週間に従業員の休暇をゼロにしたという報道は誤報だという」とパツコウスキー氏は書いている。

最近、Appleの第5世代iPhoneの新しいデザインを模したケースが中国で大量に出現している。こうしたケースの増加により、新型iPhoneの発売が近いのではないかという憶測が高まっている。

10月の発売は大方の予想より遅く、過去数年にわたりAppleが新型iPhoneを発売してきた典型的な6月から7月の時期よりはるかに遅いものとなる。

今年の世界開発者会議（WWDC）で、Appleは新しいハードウェアを発表しなかった。代わりに、次世代iPhoneと同時にリリースされるであろうと約束されていたソフトウェアアップデート「iOS 5」を披露した。

7月初旬、ある報道によると、台湾のApple部品サプライヤーが10月発売の第5世代iPhoneの生産に向けて準備を進めており、材料を準備しているという。多くの噂では、このアップグレードにはiPad 2にも搭載されている高速A5プロセッサに加え、改良された8メガピクセルカメラが搭載されるだろうとされている。