ニール・ヒューズ
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ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、HTCは月曜日、Appleが金曜日のiPhone 4記者会見で述べた内容にかかわらず、スマートフォンにおける受信トラブルは一般的ではないと述べた。HTCは、Appleに対し、競合他社を巻き込むのではなく、自社のスマートフォンを自ら修正すべきだと示唆した。
「スマートフォンで受信障害が発生するのは、確かに珍しいことです」と、同社の最高財務責任者、鄭慧夢氏は述べた。「どうやら通信事業者に十分なテスト時間を与えなかったようです」
しかし、 Daring Fireballのジョン・グルーバー氏は月曜日、HTCのDroid Erisの取扱説明書のスクリーンショットにも言及した。13ページにはDroid Erisのイラストが掲載されており、携帯電話のアンテナ部分を示し、そこに触れないようユーザーに指示している。
マニュアルには、「携帯電話の使用中にアンテナ部分に触れないようにすると、アンテナの性能とバッテリー寿命が最適化されます」と記載されています。
さらに、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くサムスンも、Appleの主張についてコメントを発表しました。同社は、信号減衰を示す動画の中でOmnia IIスマートフォンを具体的に引用していました。同社は「Omnia IIの信号減衰に関する顧客からの重要なフィードバックは受けていない」とだけ述べています。
この発言は、ノキアとリサーチ・イン・モーション(RIM)の両社も、アップルの記者会見での発言に異議を唱える公式声明を発表した後に発表された。RIMは、ノキアのアプローチは「アップルが自ら招いた大失態にRIMを引きずり込もうとする試み」だと述べた。一方、ノキアはアップルを具体的に名指しせず、自社を「内蔵アンテナのパイオニア」と称した。
iPhone 4の発売以来、ユーザーが左下隅に持つと電波が届かなくなることに気付いて以来、Appleは携帯電話を正しく持たないと電波に問題が生じると主張してきた。同社は金曜日、9月30日までiPhone 4の購入者全員にケースを無料配布することで、顧客の懸念に対処すると発表した。