AppleInsiderスタッフ
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2012年第4四半期では、AppleのiPhone 5が世界で最も売れたスマートフォンとなったが、2番目に人気があったのはiPhone 4Sで、Samsungの新しいGalaxy S3よりも人気があった。
Strategy Analyticsの最新データによると、Appleはホリデーシーズンの四半期にiPhone 5を2,740万台出荷した。これは、世界で出荷されたスマートフォン全体の13%のシェアに相当する。
Appleのセカンドライン端末であるiPhone 4Sは、第4四半期に1,740万台を出荷したとみられています。つまり、同社の2011年モデルは、iPhone 5の発売後もスマートフォンシェアの8%を占めていたことになります。
Strategy Analyticsのシニアアナリスト、ニール・シャー氏によると、iPhone 5とiPhone 4Sは現在、世界で最も人気のあるスマートフォンの2機種です。この2機種を合わせると、スマートフォン全体の21%のシェアを占めています。このシェアには、Appleが引き続き新規サービス契約に無料で提供しているiPhone 4は含まれていません。
「iPhoneポートフォリオのプレミアム価格設定を考慮すると、これは印象的な業績だ」とストラテジー・アナリティクスのエグゼクティブ・ディレクター、ニール・マウストン氏は語った。
iPhone 5とiPhone 4Sに次いで3位に入ったのはサムスンGalaxy S3で、第4四半期の出荷台数は推定1,540万台だった。これにより、サムスンの主力機種であるGalaxy S3の市場シェアは7%となった。
「サムスンのGalaxy S3は、北米、欧州、アジアの消費者や通信事業者の間で長年にわたり絶大な人気を誇ってきました」とマウストン氏は述べた。「しかし、Galaxy S3の世界的な需要はピークを迎えたようで、サムスンは今後数週間のうちに噂されているGalaxy S4のアップグレード版を投入し、Appleの人気iPhoneシリーズに対抗しようと躍起になるのは間違いないでしょう。」
iPhone 5がGalaxy S3の売上を上回ったという事実は、Samsungの最上位機種が昨年5月に発売されたことを考えると、驚くには当たらない。Appleが最新機種を発売する数ヶ月前のことだ。しかし、Strategy Analyticsのデータによると、iPhone 5の発売と、それに続くiPhone 4Sの契約価格99ドルへの値下げが売上を大幅に押し上げ、Galaxy S3を追い抜くことに繋がったようだ。