ニール・ヒューズ
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Appleの現在のiPhoneラインナップは強い持続力を示しており、新モデルが9月頃に発売されると予想されているにもかかわらず、米国のスマートフォン購入希望者の3分の1以上が、今後3か月以内にiPhone 5sかiPhone 5cを購入する予定だと述べている。
投資会社パイパー・ジャフレーは、今後3ヶ月間のスマートフォン購入意向について1,016人の米国消費者を対象に調査を実施しました。その結果、回答者の29%がiPhone 5sの購入を計画し、5%がiPhone 5cを購入すると回答しました。これら2機種のいずれかを購入する予定だと回答した人は合計で34%でしたが、この調査には、ほとんどの通信事業者で契約すれば無料で入手できるAppleの旧機種iPhone 4Sの購入意向は含まれていません。
パイパー・ジャフレーが追跡しているAppleの米国スマートフォン購入意向シェアは、iPhone 5sの発売後にピークの50%に達した後、着実に減少している。顧客がAppleの次期iPhoneの発売を待ち望む中で、この傾向は予想されていたものの、アナリストのジーン・マンスター氏は、これらの数字は現行のiPhoneラインナップが以前のモデルよりも長い期間にわたって好調を維持していることを示していると述べた。
出典: パイパー・ジャフレー。
「われわれの調査は米国に焦点を合わせたものだが、米国のスマートフォン顧客の約3分の1が今後3カ月以内にiPhoneを購入する予定であることを考えると、iPhone、特に最上位モデルの5sは引き続き勢いを保っていることをデータは示していると考えている」とマンスター氏は述べた。
Appleは3月四半期のiPhone販売が好調だったと発表し、発売後の落ち込みを予想していた市場関係者を驚かせた。Appleの業績は主に海外でのiPhone販売に支えられ、全世界で累計出荷台数が過去最高の4,370万台に達した。
マンスター氏は、アップルが現在の6月四半期に3,500万台のiPhoneを販売すると予想しており、これは前年比12%の増加となる。
同氏はまた、アップルが4.7インチと5.5インチの2つのサイズの大型ディスプレイを搭載すると予想される次期iPhoneモデルを発表した後、米国でのiPhone需要が50%水準に近づくと予想している。