マイキー・キャンベル
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『グレイハウンド』のトム・ハンクス。
トム・ハンクス主演の映画『グレイハウンド』へのアップルの数百万ドルの投資は報われたようで、Apple TV+の視聴者数は公開当初、従来の夏のヒット作に匹敵する数字となった。
Deadlineは、事情に詳しい情報筋の話として、「Greyhound」はオリジナルシリーズの初公開を含め、Apple TV+史上最大のオープニング週末公開となったと報じている。
正確な数字は明らかにされていないが、関係者によると、初回の視聴者数は夏の大作劇場公開作品と同レベルだったという。「グレイハウンド」は、新型コロナウイルスのパンデミックによりソニーの映画製作計画に支障が出るまで、映画化が予定されていた。アップルは5月に、約7000万ドルと推定される契約の一環として、同作品のストリーミング配信権を取得した。
Appleにとってさらに重要なのは、そしておそらくは意図通り、この大ヒット作がまだ始まったばかりのApple TV+への関心を高めたことだ。情報筋によると、「グレイハウンド」を視聴した視聴者の30%は、このサブスクリプションサービスを初めて利用した人々だった。
「グレイハウンド」の公開は、クリス・エヴァンス主演の限定シリーズでこれまでの記録保持者だった「ディフェンディング・ジェイコブ」を含む他の人気Apple TV+番組を上回ったと報じられている。
先週金曜日の公開に先立つインタビューで、ハンクスは第二次世界大戦を舞台にした自身の物語の運命に失望を表明し、ストリーミング配信への移行を「本当に悲痛だ」と表現した。その後の記者会見では、より楽観的な姿勢を見せ、アップルが「慈悲深いストリーミングサービス」を通じて本作を提供してくれたことで「窮地を救った」と述べた。
「世界中のリビングルームのスクリーンとビーズクッションの椅子を、たった一回の秋のショットで埋め尽くすことができるので、まるで海で、一口かじられた大きなアップルのロゴを乗せた船団に救助されたような気分だ」とハンクスはNBCのトゥデイとのインタビューで語った。
「グレイハウンド」は、大西洋の戦いで初めて指揮を執り、ドイツの潜水艦の群れから船団を守る任務を負った海軍大佐の物語です。