AppleInsiderスタッフ
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13.3インチMacBook Airを「世界最薄のノートパソコン」として発表してから約3年、Appleはこの超ポータブルモデルの売上が徐々に減少し、収益にほとんど影響を与えないレベルに落ち込むのを目の当たりにしてきました。そのため、この製品ラインは同社からほとんど注目されておらず、29ヶ月の間にわずか2回のマイナーチェンジしか行われていません。後者は1年以上前に行われました。
最厚部でもわずか0.76インチ(約19.4cm)のMacBook Airは、ビジネス旅行者や外出が多いユーザーといったターゲット層にとって、間違いなく十分な薄さを備えています。しかし、販売実績を見ると、13.3インチ(約33cm)の本体サイズと3ポンド(約1.3kg)の持ち運び重量は、そうした顧客層には少々物足りないかもしれません。特に、Appleのよりコンパクトで軽量な9.7インチiPadが圧倒的な成功を収めていることを考えると、なおさらです。
Appleは、Airのデザインをより魅力的にし、同社の主力製品である13.3インチMacBookとの差別化を図るため、2008年に、重量を100グラム以上削減できる部分的なカーボンファイバー製の筐体(1、2)の実験を開始したと伝えられている。
過去 2 年間、このようなデザインの計画は実現に至らなかったため、Apple はある時点で設計図に戻り、サイズと重量の両方を削減し、超ポータブル ノートブック コンピューティングの限界をさらに押し広げる改造に着手したと考えられています。
その最初の証拠は今年初め、アナリストがAppleの台湾部品サプライチェーンの情報筋を引用して、同社が11.6インチのLEDライトディスプレイとIntel Core iシリーズの超低電圧プロセッサをベースにした、より薄型で軽量のMacBook Airに適合する部品を発注していることを明らかにした時に現れた。
金曜日、台湾の噂サイトDigiTimesが掲載した記事は、こうした主張をさらに裏付けるものと思われる。記事によると、Apple の主要ノートパソコンメーカーである Quanta は、2010 年末までに Mac メーカーに納入する最初の 40 万~50 万台の 11.6 インチ「MacBook」の生産注文を獲得したという。
報道ではそれ以上の詳細は明らかにされていない。Appleが13.3インチMacBook Airを最後にアップデートしたのは2009年6月で、1.86GHz Intel Core 2 Duo搭載モデルのエントリーモデルの価格を1,799ドルから1,499ドルに値下げした。また、2.13GHz Intel Core 2 Duoプロセッサと128GB SSDを搭載した1,799ドルモデルも発表されている。