マルコム・オーウェン
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iPhone 15 Pro Maxのカメラ
Apple Design Award を受賞したカメラ アプリ Halide の開発チームは、ビデオ用の iPhone アプリ Kino の開発に取り組んでいます。
Halideは写真撮影に特化したiPhoneカメラアプリとして大きな成功を収めてきました。現在、Halideの開発者たちは、今度は動画撮影に特化した新たなアプリのリリースを準備しています。
リリース前の発表ビデオでひっそりと予告されていたのですが、Halideユーザーからよく寄せられる質問の一つに、Halideにいつビデオキャプチャ機能が追加されるのかという質問がありました。開発チームはHalideにビデオキャプチャ機能を追加することは「絶対にない」と明言しましたが、全く新しいアプリ「Kino」を開発する予定だと述べています。
2017年、Appleが写真のRAWファイルをキャプチャする機能を提供し、iPhoneで撮影した写真を高度に編集できるようになったことをきっかけに、Halideがリリースされました。AppleがiPhone 15 ProとPro MaxでLogビデオのサポートを発表したことを受けて、チームはそれを活用しビデオアプリを開発する時が来たと判断しました。
チームはこれまでに、開発が開始されたこと、発表動画の収録にはアプリの簡易版が使用されたこと、そしてアプリの名前が「Kino」になることを明らかにしています。また、これまで秘密裏に開発を進め、大規模なリリースを目指すのではなく、開発の過程で課題を共有しながら、よりオープンに開発を進めていく予定です。
アプリはまだ完成には程遠いですが、Kino は 2024 年 2 月にリリースされる予定です。