ティム・クック氏、アップルは税金逃れのためではなく、コミュニティを築くためにアイルランドに来たと発言

ティム・クック氏、アップルは税金逃れのためではなく、コミュニティを築くためにアイルランドに来たと発言

スティーブン・シルバーのプロフィール写真スティーブン・シルバー

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今週の欧州歴訪で、アップルのCEOはアイルランドを訪問し、税金、閉鎖されたアセンリー・データセンター、そして同社のアイルランドに対する取り組みについて語った。

Appleのティム・クックCEOは今週、オランダとアイルランドを訪問した。アイルランドでは、クックCEOはアイルランドに対し、Appleが引き続き同国に拠点を置くことを確約するよう働きかけた。これは、アセンリー・データセンター計画の最近の中止や、先月Appleが153億ドルを支払った税務紛争が続いているにもかかわらずである。

訪問中、クック氏はコークにあるアップルの欧州本社のキャンパス拡張を祝った。

「正直に言うと、税金のためにアイルランドに来たわけではありません」とクック氏はアイリッシュ・タイムズ紙の報道で述べた。「1980年にアイルランドに来たのは、成長できるコミュニティ、そして大陸を支えるために様々なことをできると感じたからです。私たちは40年近く、その考えを貫いてきました。人生は一直線ではなく、浮き沈みはあるものですが、常に成長を続けてきました。この傾向は今後も変わらないでしょう。」

アップルはアイルランドに6,000人の従業員を抱え、さらに17,000人のアプリ開発者と300社以上のサプライヤーを抱えている。

アップルのデータセンターの廃止

データセンター計画は数年にわたる法廷闘争の末に頓挫し、アップルは「当社はアイルランドの従業員と顧客に深く尽力しており、コークでの事業を拡大し、才能あるチームのために新たな施設を建設する」と宣言した。