iPhone 13はごく一部の市場で衛星通信に対応

iPhone 13はごく一部の市場で衛星通信に対応

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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アップルは結局、「iPhone 13」に衛星通信サポートを組み込む可能性があり、一部の特定の市場で販売されるユニットにはその機能が搭載されるという報道もある。

著名アナリストのミンチー・クオ氏が8月29日に投資家向けメモで発表した内容によると、Appleは「iPhone 13」にカスタマイズされたベースバンドチップを用いて衛星通信機能を導入する予定だという。他のアナリストはこの主張にすぐに疑問を呈したが、ある日曜日の報道はこの噂を裏付けているようだ。

ブルームバーグのニュースレター「Power On」によると、マーク・ガーマン氏は衛星通信機能は搭載されるものの、「特定の市場」の端末のみに搭載されると主張している。この機能は、特定の市場において、かつ携帯電話の電波が届かない場合にのみ、緊急措置として機能させるものだ。

ガーマン氏は、この機能によって携帯電話回線を使わずにどこでも衛星通話ができるようになるわけではないと主張している。そうなれば「アップルが頼りにしている電話会社の反発を招く」からだ。

すぐに利用できるサービスではないものの、Appleは将来的に衛星通信の拡大に意欲的で、「自社製の衛星群を展開し、デバイスにデータを送信する」ことを構想しているようだ。しかし、この計画が実現するまでには「おそらく何年もかかるだろう」という。