ベスト・バイはウォルマートがホリデーシーズンのiPhone 5販売で誤解を招き、損害を与えたと非難

ベスト・バイはウォルマートがホリデーシーズンのiPhone 5販売で誤解を招き、損害を与えたと非難

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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ベスト・バイなどの小売業者は、ホリデーショッピングシーズンにアップルのiPhone 5の割引など、ウォルマートが誤解を招く広告を行ったとして、多数の州の司法長官に苦情を申し立てた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ベスト・バイに続き、トイザらスや複数の地域スーパーマーケットチェーンもウォルマートを価格の不正確さと虚偽広告で非難した。特にベスト・バイは、ウォルマートがアップルの16ギガバイト版iPhone 5を通常価格199ドルから50ドル近く値下げした150ドルで販売したセールに憤慨した。

ベスト・バイは、ウォルマートがFacebookでiPhone 5のプロモーション広告を掲載した日に約6万5000ドルの損失を出したと報じられている。ウォルマートは需要を満たすだけのiPhone 5の在庫がなかったと主張しているが、ベスト・バイはウォルマートの広告価格に合わせざるを得なかったと述べている。

一方、ウォルマートは、プロモーション実施時点で店舗のiPhone在庫が98%あったと主張している。

ベスト・バイは、iPhone 5以外にも、ウォルマートがホリデーシーズンの広告でDellのノートパソコン2機種を不当に比較したと主張しています。ベスト・バイによると、ウォルマートはより高価なDellのノートパソコンを展示し、ベスト・バイでは251ドル高いと主張しました。ウォルマートはこれらの主張を否定しています。

トイザらスはまた、フィッシャープライスのおもちゃのキッチンセット、マテルのバービー人形、レイザーのキックスクーターなど、ウォルマートの販売商品のいくつかについても不満を述べた。

ウォルマートは、iPhoneを含むアップル製品を定期的に割引価格で提供してきました。アメリカ最大の小売業者である同社は、薄利多売で大量販売に頼り、顧客を店舗に呼び込み競合他社を締め出す「ロスリーダー」型のプロモーションを展開することで知られています。