アップルは2024年にサムスン製OLEDを搭載したiPadを発売する可能性

アップルは2024年にサムスン製OLEDを搭載したiPadを発売する可能性

アンバー・ニーリーのプロフィール写真アンバー・ニーリー

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Appleは、Samsung製のOLEDディスプレイを搭載したiPadをリリースする可能性はあるが、それはAppleがプロジェクトが経済的に実現可能となるほどの大量発注をする意思がある場合に限られる。

2021年9月、Appleはコスト、明るさ、耐久性の問題を理由に、今後発売予定のOLED iPad Airをキャンセルしたと報じられた。

The Elecによると、このプロジェクトは再開される可能性があるという。しかし、クパティーノに拠点を置くこのテクノロジー大手は、このプロジェクトがサムスンディスプレイにとって経済的に実行可能となるだけの十分な量の発注を行う必要があるだろう。

プロジェクト当初、サムスンはシングルスタックOLEDパネルの製造を目指していました。しかし、Appleは耐久性と輝度を重視し、2スタックのタンデム構造を主張しました。

2スタックシステムは高価すぎると判断され、AppleとSamsungは2022年iPad Airのアップグレードをキャンセルしたと報じられている。

しかし、サムスンが新しい機械を入手できれば、より低コストでプロジェクトを遂行できる可能性があるようだ。

「韓国のディスプレイパネルメーカーは、日本のアルバックと共同で昨年開始した第8.5世代IT OLEDパネル向け垂直蒸着装置の開発を2022年1月時点で継続している」とThe Elecは報じている。「この装置は、基板上に有機材料を正確に蒸着するために使用されるファインメタルマスク(FMM)とともに、第8.5世代IT OLEDパネルの商用化に必要な主要技術となる。」

サムスンが受注を獲得した場合、同社は2022年第2四半期に支出を確定し、第3四半期に必要な生産設備を発注できる。設備は2023年に納入され、OLEDモデルの2024年発売に向けて順調に進むことになる。

他の報道によると、Appleは別のサプライヤーであるLGの採用を準備している可能性があるとのことです。10月には、LGがiPad向けに「2スタックタンデム技術」を開発している可能性があることが明らかになりました。