ロジャー・フィンガス
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適切な時期が来た場合にのみ新たな分野に進出する可能性があるものの、アップルは人々の生活のほぼあらゆる側面に自社製品を組み込むつもりであると、アップル幹部のティム・クック氏とエディー・キュー氏は月曜日に公開されたインタビューで明らかにした。
「私たちは、皆さんが目覚めた時から、眠りにつくまでそこにいたいと思っています」とキュー氏はファスト・カンパニーに語った。
「私たちの戦略は、リビングルームに座っていても、デスクトップパソコンを使っていても、携帯電話を使っていても、車に乗っていても、お客様の生活のあらゆる場面でできる限りお手伝いすることです」とクック氏は付け加えた。
Apple製品は、iPhone、Mac、Apple TV、CarPlayなどを通じて、既にこれらの分野をある程度カバーしています。しかし、同社は独自の電気自動車やAmazon Echoの競合製品の開発も進めていると見られています。
クック氏は、同社がHealthKit、CareKit、ResearchKit、Apple Watchを超えて、健康分野にさらに深く進出する計画があることを改めて示唆した。
「我々は健康分野に参入し、健康状態に目を向け始めました。それが研究を考えるきっかけとなり、そのきっかけをもう少し広げると患者ケアの分野に進み、そのきっかけでまた別の分野に進むことになったのです」と彼は語った。
またキュー氏は、同社が2012年にGoogleコンテンツ抜きでApple Mapsを再リリースしたが失敗したため、より多くの問題を早期に発見したいと考えて、現在はiOSとmacOSのパブリックベータテストを実施していると指摘した。
「クパチーノに住む私たちにとって、ここの地図は本当に素晴らしいものでした。そうでしょう?だから(問題は)私たちには明らかではありませんでした。これまで、多くのユーザーに使ってフィードバックを得る機会がありませんでした。でも今はそれができるんです」と彼は言った。「皆さんがiOSをテストできるのは、マップのおかげです。」