ゴールドマン・サックスのヘッジファンド保有銘柄でアップルがVIPリストのトップに

ゴールドマン・サックスの新しいリストでは、ヘッジファンドにとって最も重要な銘柄のリストのトップにアップルが位置づけられている。

Market Follyによると、この投資銀行は2012年第1四半期のヘッジファンド・トレンド・モニター・レポートを発表した。同誌によると、このリストには「ファンダメンタル重視型ヘッジファンドの保有銘柄上位10社」の中で最も頻繁に登場する50銘柄が含まれている。

Appleは106のファンドがトップ10に選出し、圧倒的なリードを誇った。続いてGoogleが73のファンドで選出された。MicrosoftとQualcommも人気が高く、それぞれ5位と6位にランクインした。

Appleの株価は最近多少の変動を見せているものの、アナリストの大多数は同社株に強気な見方を示している。ゴールドマン・サックス自身も先月、同社の決算発表を前に目標株価を750ドルに引き上げた。

ブリッシュ・クロスの独立系アナリスト、アンディ・ザキー氏は先週、2006年以降5回目、11ヶ月ぶりとなるアップル株の買い推奨を開始した。ザキー氏は「特別な状況」でのみ買い推奨を発表すると述べ、アップル株を1株500ドルから530ドルの間では「強い買い」、530ドルから550ドルの間では「買い」と暫定的に推奨した。

パイパー・ジャフレーは金曜日、投資家向けに長文の報告書を発表し、今後数年間でAppleの株価を1,000ドルまで押し上げると予想される10の重要ポイントを詳述した。アナリストのジーン・マンスター氏は、新型Mac、第6世代iPhone、そして噂されているApple TVといった次期製品におけるAppleの継続的なイノベーションを指摘した。また、通信事業者との良好な関係、持続可能な粗利益率、そして中国での成長ストーリーもAppleの重要な強みの一つだと評価した。

年初来、アップルの株価は約38%上昇しています。4月には600ドルを突破しましたが、5月にはやや下落しました。