· 1分で読めます
メリルリンチのアナリスト、スティーブ・ミルノビッチ氏は、本日発表された調査レポートの中で、ソニーが発表したフラッシュベースの新しいMP3プレーヤー3機種は、売れ筋商品になる可能性が高いと指摘する一方、iTunesをサポートしておらず、iPodのような人気も持っていないと述べた。
同アナリストはソニーをアップルの最大のライバルとみなしているが、iPod shuffleに関連する供給懸念が軽減されるまではソニーの新規参入者の影響を評価するのは難しいだろうと述べた。
AppleInsiderが入手したミルノビッチ氏のレポートによると、ソニーのプレーヤーはiPodにはない小さな画面を備えているという。しかし、ソニーの製品は単4電池を使用し、その寿命は70時間と報告されているとミルノビッチ氏は指摘する。「iPod shuffleはUSBポートに接続すると自動的に充電されます(寿命は16時間です)」
本日早朝、ナップスターのCEO、クリス・ゴログ氏は、同社の月額14.99ドルの定額サービス「Napster to Go」によって、デジタル音楽業界におけるAppleの圧倒的なシェアに食い込むことを期待していると述べた。ミルノビッチ氏はこの発表を軽視し、Appleに大きな影響を与えるとは考えていないと述べた。
「消費者が好きな曲を聴くために無期限に料金を支払うサブスクリプションモデルを我々はあまり信じていない」とアナリストはレポートに記した。「もし我々が間違っていたら、アップルは参入障壁の低いサブスクリプションサービスを確立できるだろう。」
メリルリンチはアップル株の目標価格を1株当たり51ドルとし、同社の「買い」評価を改めて表明した。
ソニーの新しいフラッシュベースのプレーヤーがアップルのシェアを奪う可能性があるとの懸念から、アップルの株価は火曜日に5.2%下落した。