AppleInsiderスタッフ
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AppleはmacOS Catalinaのリリース日を公式に発表していないが、デンマーク向けの同社の地域ウェブサイトでは、次世代OSが来週には利用可能になると示唆している。
Appleのデンマークサイトのウェブページには、macOS Catalinaの今後の機能の詳細が記載されており、Apple Arcadeが10月4日にMac App Storeでリリースされることが記されている。iOSとtvOSですでに提供されているこのサブスクリプションゲームサービスは、動作にCatalinaを必要とするため、次世代macOSのリリースと同時かリリース後にリリースされることになる。
Appleのデンマーク語ページには、「特別なゲームを楽しもう。10月4日からApp Storeで見つけよう」という文言が書かれている。「特別なゲームを楽しもう」というキャッチフレーズは、Apple Arcadeの広告資料にもよく使われている。
10月4日の日付を木曜日に発見したMacRumorsが指摘したように、Apple Arcade に付随する情報ウェブページには具体的な開始日についての言及はない。
他のローカライズされたAppleウェブサイトに掲載されているApple Arcadeのティーザー広告にも同様の文言が使われているものの、具体的な発売日は示されていません。例えば、米国版の同じ広告には、「とびきりの体験を。10月にMac App Storeに登場」と記載されています。
Arcadeは先週木曜日にiOS 13搭載デバイス向けにリリースされ、iPadOSとtvOS向けの拡張版は先週火曜日にリリースされました。Appleの現在のリリーススケジュールでは、Mac版は今秋にリリースされる予定です。
Appleは通常、週の初めに新しいソフトウェアをリリースし、メジャーアップデートは月曜日か火曜日にリリースされます。10月4日は金曜日なので、CatalinaはApple Arcadeサービスの開始に先立ち、来週初めにリリースされる可能性があります。あるいは、Appleが慣例を破り、CatalinaとArcadeの両方を金曜日にリリースする可能性もあるでしょう。
2019年6月に開催された世界開発者会議(WDC)で発表されたmacOS Catalinaは、音声コントロール、SidecarによるiPadのセカンドスクリーン機能、刷新されたユーザーインターフェイス、新規およびアップグレードされたファーストパーティ製アプリといった新技術により、Macに新たな体験をもたらします。その他の主要な追加機能としては、アプリ開発者がiOSソフトウェアをMacに容易に移植できるようにする開発フレームワーク「Project Catalyst」と、iTunesの分離が挙げられます。