マイキー・キャンベル
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単位は千。| 出典: Gartner
市場調査会社ガートナーの最新統計によると、出荷台数が4年連続で減少する市場のマイナス傾向に逆らい、2014年から世界出荷台数を伸ばしたPCベンダー上位5社の中で唯一の企業はAppleであることが明らかになった。
アップルは2015年に2,070万台のMacを出荷し、市場シェア7.2%を獲得して第5位となり、2014年より5.8%増加した。四半期同様、アップルは通年でもエイサーを追い抜いたが、台湾のエイサーは15.3%の減少に見舞われた。
レノボは2015年に5,710万台を出荷し、市場シェア19.8%でトップの座を獲得しました。しかし、業界全体の逆風を受け、同社の成長率は3.1%減少しました。
HPは5,260万台のPC出荷台数で2位となり、市場シェアは18.2%で前年比4.4%減少しました。DellとAsusはそれぞれ3,920万台と2,120万台を出荷し、それぞれ13.6%と7.3%のシェアを占め、上位5位に入りました。Dellは2015年に3.3%減少し、Asusは6.5%の減少となりました。
「2015年には、現地通貨の切り下げも市場環境に大きな影響を与えました」と北川氏は述べています。「EMEA、中南米、そして日本は通貨切り下げの影響を大きく受け、2015年には2桁の減少を記録しました。一方、米国とアジア太平洋地域では、通貨問題の影響を受けなかったため、ほぼ横ばいから1桁台前半の減少にとどまりました。」
単位は千単位です。
ガートナーは、2015年最後の四半期にAppleが570万台のMacを出荷し、世界市場シェアの7.5%を獲得したと推定している。これは2014年第4四半期から2.8%の増加だ。この実績により、AppleはAcerに代わって第5位に躍り出た。
レノボは第4四半期に1,540万台を出荷し、世界市場シェア20.3%を維持して首位を維持したが、前年同期比4.2%減となった。HPは1,420万台のPCを出荷し、市場シェアは18.8%で、前年同期比8.1%減となった。デルとASUSはそれぞれ1,020万台と600万台を出荷し、それぞれ5.1%と3.2%減となった。エイサーは530万台を出荷し、市場シェアは7%で、前年同期比11.2%の大幅減少となり、上位6社を締めくくった。
「2015年第4四半期は、世界全体のPC出荷台数が5四半期連続で減少した四半期となりました」と、ガートナーの主席アナリスト、北川美香子氏は述べています。「年末商戦はPC出荷台数全体を押し上げることはなく、消費者のPC購入行動の変化を示唆しています。」
米国では、Appleは第4四半期に220万台を出荷し、市場シェア12.8%で3位となり、前年同期比6.5%増となった。第4位のLenovoは210万台のPCを出荷し、21.1%という最高の成長率を示した。米国市場をリードするHPとDellは、それぞれ460万台と410万台を出荷し、市場シェアはそれぞれ27.1%と24.5%となった。HPの四半期業績は前年同期比8.4%減、Dellは1.5%減となった。