マイキー・キャンベル
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水曜日の報道によると、アップルは重要な中国市場で9月9日にiPhone 6と6 Plusを発売する予定だったが、同社が新端末の規制当局の承認を待っているため、その計画は延期されたという。
ニューヨーク・タイムズ紙は、中国の大手携帯電話会社3社の無名の幹部を引用し、アップルが通信会社に対し、待望の次世代iPhoneシリーズは、米国およびその他の主要市場でiPhone 6とiPhone 6 Plusが発売される予定の9月19日には中国では販売されないと伝えたと報じている。
アップルのマーケティング責任者フィル・シラー氏が火曜日にiPhone 6を発表した際、発売国リストには米国、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリア、香港、シンガポール、日本、英国が含まれていたが、中国がリストに含まれていなかったのは注目に値する。
情報筋によると、Appleは当初9月19日の発売を目指していたが、本日になってようやく通信事業者に計画変更を通知し、遅延の理由については説明しなかった。中国電信の営業マネージャーは同誌に対し、Appleは「まだ準備できていない詳細がある」と述べたものの、報道されている問題については詳細を明らかにしなかったと述べた。
NYTはさらに、中国工業情報化部がまだiPhone 6の販売を承認していないとする中国からの報道を引用し、同製品が同省のウェブサイトに掲載されていないとも指摘している。
さらに、オンラインアップルストアの中国版では、米国やその他の発売地域では9月12日から始まると大々的に宣伝されていたデバイスの予約販売に関する情報が提供されていない。
もしAppleが本当に規制上の問題で中国でのiPhone 6の発売を延期しているのであれば、急成長を遂げている市場における新規加入者の獲得に悪影響を与える可能性がある。しかし、中国移動は9月2日時点で新型iPhoneの予約が3万3000件を超えており、機種ラインナップが発表されるずっと前から、既に関心は高まっている。