Apple-1のオリジナルマニュアルがオークションで12,956ドルで落札される

Apple-1のオリジナルマニュアルがオークションで12,956ドルで落札される

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップル社の最初のコンピューター「Apple-1」のオリジナルマニュアルがボストンで行われたオークションで1万2296ドルで落札された。

RRオークションによると、落札者は「米国北東部出身のテクノロジー起業家」で、匿名を希望しているという。オークションは7月10日に終了したが、終了前にすでに1万ドルを超える落札額が予想されていた。

12ページの文書は、表紙に格子状の変色、小さな破れ、円形のシミがあるにもかかわらず、「非常に良好から良好な状態」と説明されています。オークションには、Appleの共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックのサイン入り光沢写真2枚も出品されました。1枚はApple-1、もう1枚はウォズニアックと同じく共同創業者のスティーブ・ジョブズが写っています。

ジョブズとウォズニアックが中心となって開発したApple-1システムは、わずか200台ほどしか生産されず、そのうち175台が販売されました。このマシンは、はんだ付けが必須だった趣味用のPCと、今では当たり前の完全組み立て式コンピュータとの間の橋渡し的な存在でした。

Apple-1 のオリジナルマニュアルはわずか 65 冊ほどしか存在しないと考えられており、マニュアル自体が説明しているマシンよりも希少なものとなっています。

5月にクリスティーズは、ブリーフケースに収められたApple-1をマニュアル付きで47万1000ドルでオークションに出品しました。このオークションには、サンヨー製モニターなど、様々なアップグレードも含まれていました。