· 1分で読めます
メリルリンチは本日、アップルが第3四半期の米国におけるパソコン出荷台数全体の3.6%を獲得し、前年同期の2.6%から1パーセントポイント上昇したと発表した。
同アナリストは、Mac 関連のウェブ上の噂に呼応して、同社が最近の Mac OS X 10.4 "Tiger" をめぐる盛り上がりに乗じて新しい iMac および eMac システムを発表すると予想していると述べた。
ミルノビッチ氏は、本日発表された新型Power Mac G5システムについてもコメントし、モデル価格は据え置きながら「購入者はよりお得な価格で購入できる」と指摘した。しかし、同氏は、Apple製品を初めて購入する消費者は、iMacやMac miniといった低価格のマシンを選ぶだろうと考えている。
「Power Mac G5は、2004年度のAppleコンピュータ出荷台数の約22%を占めました」とミルノビッチ氏はレポートに記している。「iMac G5とMac miniは一般ユーザー向けであるのに対し、Power Macはプロフェッショナル向けであるため、このシェアは2005年にかけて低下する可能性があると考えています。」
彼の会社は、Apple Cinema Displays の価格低下により、デュアルモニターでの作業を好むプロフェッショナルの負担が軽減されるだろうと確信している。
メリルリンチは、アップル株の投資判断を「買い」に据え置き、目標株価を1株51ドルとした。「株価は50日移動平均線を下回り、短期的にはアンダーパフォームした」と同社は述べた。「しかし、成長セクターでありながら成長が鈍化している状況では、投資家はアップルに魅力を感じるはずだ」