アップルは米国でさらに1000億ドルの製造投資を発表すると予想されている

アップルは米国でさらに1000億ドルの製造投資を発表すると予想されている

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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ティム・クック氏(左)、ドナルド・トランプ大統領(右)

早朝の予告の後、さらなる報道によると、Appleは米国での製造にさらに1000億ドルを投資する予定であり、ドナルド・トランプ大統領が水曜日にCEOのティム・クック氏とともにこれを発表すると予想されている。

水曜日早朝、ホワイトハウスの顧問は、アップル社が同日遅くに米国への投資に関する重大発表を行う可能性があると発言した。ホワイトハウスはその発表が行われることを宣言する姿勢を強めている。

ブルームバーグが受け取ったホワイトハウス報道官テイラー・ロジャース氏からの声明には、アップルが米国を拠点とする製造業へのさらなる投資を発表する予定であると記されている。

「トランプ大統領の『アメリカ第一主義』経済政策は、アメリカの雇用を支え、アメリカのビジネスを強化する数兆ドル規模の投資を確保しました」とロジャーズ氏は述べた。「本日のアップルとの発表は、アメリカの製造業にとって新たな勝利であり、同時にアメリカの経済と国家安全保障を守るための重要部品の生産を国内に戻すことにも役立つでしょう。」

声明では発表内容は明らかにされていないが、匿名のホワイトハウス当局者は報道に対し、投資額は約1000億ドルになると語った。

発表はトランプ大統領が行う予定で、アップルのティム・クックCEOも出席するとみられている。

さらなる投資

初期の報道によると、新たな1000億ドルは、Appleが2月に発表した米国株への5000億ドルの投資に上乗せされるものになるという。当時、この5000億ドルは、先進製造ファンドの拡大やテキサス州ヒューストンの製造施設などへの投資に充てられるとされていた。

しかし、2月に発表された5,000億ドルの投資表明は、ホワイトハウスにとってPR上の成功ではあったものの、Appleがこれまでに表明した投資の延長に過ぎず、大幅な増額というわけでもなかった。同社は2018年に米国におけるプロジェクトに3,500億ドルを投資することを表明し、2021年にはさらに4,300億ドルを投資すると表明していた。

アップルの新たな投資主張は、トランプ大統領が同日早朝、TSMCが米国の製造業に3000億ドルを投資すると発表したことを受けてのものでもある。

現時点では、新たな1000億ドルの投資が具体的に何に使われるかは不明だ。

Appleは発表の見通しについてまだコメントしておらず、発表自体も確認していない。