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ウォール街のアナリストの一人は、アップルコンピュータの第2世代のデジタル音楽プレーヤー「iPod shuffle」は、既存のモデルよりも明らかに小型になり、早ければ1月にも発売される可能性があると予測している。
ウー氏は、新たな入れ替えは早ければ1月にも実施される可能性があると考えており、アップルが最近HynixをNANDフラッシュメモリチップの第3サプライヤーとして追加した動きの背景には、製品刷新に向けた同社の準備がある可能性が高いと述べた。
アナリストは、iPod nano との重複を最小限に抑えるため、ストレージ容量と価格は Apple の現在の iPod shuffle と同程度、つまり 512MB モデルが 99 ドル、1GB モデルが 129 ドルになるだろうと見ている。
「(1月の導入は)昨年のiPod shuffle導入時と同様に、3月四半期の季節的な弱さを相殺するのに役立つと信じている」とウー氏は付け加えた。
一方、アナリストは、アップルの最新iPodには、GSM携帯電話の着信音に非常に近づけるとプレーヤーが「狂う」という、軽微な無線周波数干渉の問題があるかもしれないと認めた。
しかし、ウー氏はこの問題に対する懸念は誇張されている可能性があると考えている。
「調査の結果、この問題はGSM方式の携帯電話には影響し、CDMA方式の携帯電話には影響しないようです。また、nanoとVideo Podにのみ影響するようです」とウー氏は述べた。「GSM方式の携帯電話が鳴っている状態でクリックホイールの真正面にあると、iPodが『狂ったように』なり、音量が制御不能に変動する可能性があります(レーザーガンで撃たれたR2D2を彷彿とさせます)。」
アナリストは、この問題は、携帯電話やその他の機器の干渉遮断に行われているのと同様に、アップルが iPod 内部に、より高性能な、あるいはより多くのアルミ箔テープを貼ることで簡単に解決できるだろうと述べた。
「これは大したことではないと考えており、最悪のケースでも、iPodのバッテリー問題の時のように、アップルが若干の減損を被るだけだと考えている」とウー氏は付け加えた。
アメリカン・テクノロジー・リサーチは、目標株価を66ドルとし、引き続きAppleを「買い」と評価している。