マルコム・オーウェン
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中国・昆山市にあるフォックスコンの2つの工場は、COVID-19の恐怖を受けて操業を停止したが、アップルの組み立てパートナーである同社は、生産量には影響がないと主張している。
崑山市北部の電発工場と福紅工場は、鴻海市でフォックスコンが運営する4つの工場のうちの2つである。両工場とも、現場で新たな新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されたことを受け、水曜日から操業を停止している。
LiveMintによると、各工場の労働者は、各施設の状況が改善されるまで、敷地内の寮に閉じ込められている。各工場の操業は、地方自治体が操業再開を許可するまで停止されたままとなる。
停電は大手電子機器メーカーの生産に影響を与える可能性があるものの、フォックスコンは大きな影響はないと考えているようだ。フォックスコンがIndia Expressに送った声明には、「生産は既にバックアップ工場に振り分けられており、工場の主力製品は海外の出荷倉庫に保管されており、在庫レベルも十分であるため、事業への影響は限定的だ」と記されている。
報道関係者は、影響を受けた工場はアップル製品の主要サプライヤーではなく、生産は他の工場に移管できたと述べ、この声明を裏付けた。「iPhoneへの影響は見込んでいない」と情報筋は述べた。
中国はコロナウイルスに対してゼロトレランスの姿勢を貫いており、国内の施設はしばしば一時的に閉鎖されている。
4月15日、中国鄭州市当局は住民の移動をほぼ全面的に制限するロックダウンを実施した。しかし、鴻海(フォックスコン)はiPhoneの主要工場がある地域に拠点を置いていたものの、この工場はこれらの措置の影響を受けていないと発表している。