スプリントはiPhoneユーザーが他の顧客よりも「利益率が高い」と述べている

スプリントはiPhoneユーザーが他の顧客よりも「利益率が高い」と述べている

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スプリント社がアップルのiPhoneを取り扱うという会社の命運を賭けた契約を擁護して、ダン・ヘッセCEOは、Androidなど他のプラットフォームで動く携帯電話を使用している加入者と比べて、iPhoneのユーザーは全体的に「より収益性が高い」と述べた。

ヘッセ氏はMobile World Liveとのインタビューで、自身の発言に補足を加え、iPhoneユーザーは解約率が低いことに加え、ハイエンドの4G Android端末を利用する他のスマートフォンユーザーよりも平均データ使用量が少ないと指摘した。既に無制限データプランに加入しているiPhoneユーザーの帯域幅使用量が少ないことは、おそらく運用コストの削減、ひいては利益率の向上につながるだろう。

「したがって、コストの観点と顧客生涯価値の観点から見ると、(iPhone ユーザーは)平均的なスマートフォン ユーザーよりも収益性が高い」とヘッセ氏は語った。

2011年10月、スプリントは、一部の人が「会社の命運を賭けた」動きと呼んだ、人気の高い端末を販売するためにアップルと契約を結んだことを初めて発表した。

全米第3位の通信事業者は、加入者収入で初期費用を回収できると見込んでいた。ヘッセ氏はiPhone導入前に、この端末が顧客を失う最大の原因だと発言していたと伝えられている。

スプリントは2月の10-K報告書で、補助金コストの高騰により無線通信事業の利益が減少しているにもかかわらず、アップルとの最低購入契約である155億ドルを上回る計画を明らかにした。iPhoneは10月にスプリントのネットワークで正式に発売され、iPhone 4Sの発売と同時期に発売された。同社は2011年の年末商戦期だけで180万台を販売した。

「販売したiPhoneの10台のうち4台は新規顧客です」とヘッセ氏は述べた。「これは競合他社の2社と比べて約2倍の割合で、競合他社から多くの顧客を奪っていることになります。」

スプリントのCEO、ダン・ヘッセ氏(右)が同社のiPhone戦略を説明する。| 出典:Mobile World Live

補助金を忠実な iPhone 加入者料金で相殺するという Sprint の計画は功を奏しているようで、顧客数の増加はまさに同社が期待していたことだ。