アップルは予定よりかなり早く、iPhone生産の7%をインドに移転した。

アップルは予定よりかなり早く、iPhone生産の7%をインドに移転した。

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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ムンバイ、インド

アップルはiPhoneの生産をインドの施設に移転する計画を予定より早く進めており、2021年以降同国での生産量を3倍に増やしていると報じられている。

Appleは中国への依存度を下げる取り組みの一環として、最終的にiPhone全生産量の25%をインドで生産することを目指していると既に報じられている。しかし、現段階では2023年春までに5%に達すると予想されていたが、既にその目標を上回ったと報じられている。

ブルームバーグによると、Appleは現在、iPhoneの約7%を米国で生産している。これは、昨年度のiPhoneの売上額が70億ドルを超えることを意味する。

これは、ブルームバーグが同時期に発表した650万台というiPhone販売台数の前回の推定値 よりも増加している。

アップルは、インドにおいてフォックスコンやペガトロンなど、複数のパートナー企業と提携している。あるメーカーの関係者(匿名)はブルームバーグに対し、過去1年間で各社が急速に組立ラインを増強していると伝えた。

一方、アップルとフォックスコンはそれぞれ、工場が2交代制で24時間稼働できるようにする労働改革を求めてインド政府にロビー活動を行っている。