AppleInsiderスタッフ
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「マックワールドでジョブズ氏に、より大型の『サファリパッド』サイズのiPod Touchのアイデアについて尋ねたところ、彼は『未発表の製品については話せない』と言い放った」とニューヨーク・タイムズのジョン・マーコフ氏は書いている。「興味深い話だ。」
実際、マークオフ氏は、Appleのマルチタッチ技術は、当時Macintoshハードウェア部門の責任者だったティム・ブッチャー氏が率いていた「メモ帳」サイズのプロジェクトの一環として考案され、社内では「Safari Pad」と呼ばれていたと主張している。マルチタッチを革新的な携帯電話に実装したのは、その後のことだったと彼は示唆している。
マークオフ氏の報告とジョブズ氏の反応は、昨年 9 月にAppleInsiderが報告した、大型の iPod touch を彷彿とさせるが、はるかに高性能な、現代版 Newton MessagePad の生まれ変わりに関する主張を補強するだけだ。
今週のタイムズ紙のコラムで、マークオフ氏は、ジョブズ氏がこの製品とその成功の可能性を露骨に批判していることを踏まえ、長らく噂されていたこのデバイスはアマゾンの Kindle 電子書籍リーダーに対するアップルの回答かもしれないと推測している。
「ジョブズ氏のよくある戦略は、あるカテゴリー全体を貶めること ― 例えば携帯電話でやったように ― を、アップルのセンスで再発明することだ」と彼は書いた。
一方、AppleInsiderは、Appleがこのプロジェクトに抱く野望は、デジタルブックリーダーの域をはるかに超えるものだと確信している。