アップルはクラウドに着目し、柔軟で高速なデータベースソフトウェア企業FoundationDBを買収

アップルはクラウドに着目し、柔軟で高速なデータベースソフトウェア企業FoundationDBを買収

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

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火曜日の報道によると、Apple は最近、耐久性と拡張性に優れた NoSQL、ACID 準拠のアーキテクチャによる高速性を売りにするデータベース ソフトウェア企業 FoundationDB を買収したとのことです。

TechCrunchによると、Apple は iTunes や iCloud に付属するサーバー技術を強化するために、FoundationDB を非公開の金額で買収した可能性があるとのこと。

同社のブログ記事によると、FoundationDBソフトウェアはACID準拠のトランザクションを1秒あたり1440万回のランダム書き込み、つまり1時間あたり540億回の書き込みで実行できるという。また、このシステムは1セントあたり約360万回のデータベース書き込みというコスト効率にも優れている。

同誌は、AppleがApp Store、iTunes Connect、iTunes in the Cloud製品にFoundationDBの技術を活用する可能性があると見ている。また、噂されているテレビストリーミングサービスとの統合も、可能性としては低いかもしれない。最近の噂によると、AppleはApple TV、iOS、Macユーザーに月額20ドルから40ドルのOTTコンテンツサービスを提供する契約に近づいているという。このような取り組みには、Appleの既存インフラの強化が必要になる可能性が高い。

どちらの会社も買収を認めていないが、FoundationDBは自社のウェブサイトを通じて、今後はデータベースソフトウェアのダウンロードを提供しないことを発表した。

Apple社は「Apple社は時折、小規模なテクノロジー企業を買収しており、その目的や計画については通常議論しない」と、いつもの決まり文句のような返答をした。