アップル、次世代マルチタッチディスプレイのエンジニアを募集

アップル社は伝統的に口を閉ざしてきたが、最近の求人広告で、将来のより多くの製品にマルチタッチディスプレイパネルを組み込む計画を明らかにした。

広く知られている求人サイトに木曜日に掲載された「シニアパネルプロセスエンジニア」の募集では、「Apple製品に使用されているマルチタッチパネルの新しいプロセスと設計を開発するためのエンジニアリング活動を主導する」人材を求めている。

クパチーノに本社を置く同社は、この人物がコンセプトから製品化まで、先進的なマルチタッチパネルの設計とプロセス開発の中心となると述べた。

Apple 社によれば、この仕事に伴う多くの責任の中には、機能面でも信頼性面でも最高のパフォーマンスを実現できるような新しいマルチタッチパネルを開発することが含まれるという。

同社によれば、理想的な候補者は、薄膜プロセスとその統合の設計と開発、またはアレイ、カラーフィルター、パネル設計を含むフラットパネル業界のフロントエンドプロセスにおける実務経験と確かな実績を持っている必要があるという。

「大量生産のディスプレイ製品の開発および製造の経験が望ましい」とアップルは書いている。

これまで、この家電メーカーは、マルチタッチディスプレイを次期iPhoneにのみ搭載する計画を明らかにしてきました。しかし、今年後半には、この技術を主力のビデオiPodプレーヤーの新世代にも展開すると予想されています。