AppleのMacが新たな高みに到達した一方、世界のPC市場は第4四半期に低迷

AppleのMacが新たな高みに到達した一方、世界のPC市場は第4四半期に低迷

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出典: IDC

調査会社IDCの2014年第4四半期のPC四半期レポートによると、Apple社は3か月間で約580万台のMacを販売し、市場全体のマイナス傾向に逆行したという。

IDCは月曜日、第4四半期の世界のPC出荷に関する暫定レポートを発表し、Apple Macの販売台数が前年同期比18.9%増の580万台に達し、市場シェアの7.1%に達すると予測した。

この好調な業績は、IDCがMacを初めて世界トップ5のPCベンダーにランクインさせたと報告してから3か月後に発表された。2014年第3四半期以前、Appleは米国市場では主要プレーヤーであったものの、世界トップ5入りを果たすことはできなかった。

成長率に基づくと、第4四半期のOEMで最も業績が良かったのはAppleで、これにHPが続き、同期間に1,590万台を出荷し、2013年と比較して15.1%の増加となった。しかし、IDCは全体的に、世界のPC市場は出荷台数8,080万台で2.4%減少したと予測している。

レノボは1,600万台強のPCを出荷し、市場シェア19.9%(前年比4.9%増)で首位となった。HPは市場シェア19.7%で2位となった。3位と4位はデルとASUSで、それぞれ1,090万台と620万台を出荷し、市場シェア13.5%と7.7%を獲得した。アップルは5位だった。

最も打撃を受けたのはサムスン、エイスース、東芝などの中小メーカーが占める「その他」カテゴリーで、全体では出荷数が前年比20.7%減少した。

出典:ガートナー

ガートナーはいつものように、やや異なる数字を発表した。この数字では、Appleはトップ5のPCメーカーに含まれておらず、カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleの代わりにASUSがランクインしている。競合調査会社のガートナーは、レノボ、HP、デルがそれぞれ1,630万台、1,580万台、1,070万台の出荷台数で世界市場をリードすると推定している。エイサーとASUSはそれぞれ680万台と630万台で、後塵を拝しているとガートナーは述べている。

ガートナーは、全体的な見通しは黒字だったものの、あくまでも黒字だったと分析しています。2014年第4四半期のPC出荷台数は1%の成長率で横ばいでした。

米国市場の数字はより一致しており、IDCとガートナーはHP、Dell、Apple、Lenovoの順でトップ4メーカーであるとの見解で一致しました。IDCはASUSを5位に、ガートナーのリストでは東芝が5位につけました。

出典: IDC

全体として、国内市場は好調であることが証明され、IDC は出荷台数 1,770 万台で前年比 4.7% の成長率を記録し、Gartner は出荷台数 1,810 万台で前年比 13.1% というさらに楽観的な数字を記録しました。

出典:ガートナー

他の企業とは異なり、Apple は投資家向けの電話会議で四半期ごとの Mac の売上を発表しており、次回の電話会議は 1 月 27 日に開催される予定です。AppleInsiderでは、太平洋標準時午後 2 時/東部標準時午後 5 時からイベントのライブ中継をお届けします。