マルコム・オーウェン
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マイクロソフトは、世界で2番目に多く利用されているデスクトップブラウザの座を、EdgeとAppleのSafariとの差を縮めつつあり、数か月以内に順位が入れ替わる可能性がある。
ウェブブラウジングはGoogle Chromeが圧倒的なシェアを誇り、デスクトップブラウザでは圧倒的な差をつけて最も人気のあるブラウザとなっています。しかし、熾烈な2位争いの中で、AppleのSafariはまもなくMicrosoft Edgeにその座を奪われるかもしれません。
StatCounterのデスクトップブラウザ市場シェアチャートによると、かつて主流だったInternet Explorerの後継ブラウザであるMicrosoft Edgeは、徐々にユーザーを増やしています。過去1年間で、2021年1月のシェア7.81%から9.54%に上昇しました。
2021年3月にFirefoxを既に追い抜いているものの、Edgeは徐々にシェアを伸ばしており、1月のデータでは9.54%のシェアとなっています。一方、Safariは比較的安定しており、現在9.84%のシェアとなっています。
Edgeの利用が今後も増加すれば、シェアを伸ばしてSafariを2位から追い抜き、3位に躍り出る可能性もあります。また、Mozilla Firefoxの回復により1月のシェアは9.18%となり、EdgeとSafariの両社に迫る勢いを見せているため、Safariが4位に浮上する可能性も考えられます。
参考までに、Google Chrome は 2022 年 1 月に 65.38% のシェアを報告しましたが、これは 6 月の 68.76% という最高値に続いて、過去 12 か月で最低のシェアです。
地域別では、北米ではSafariがEdgeを約5パーセントポイント上回っており、十分な差をつけています。アジアではMicrosoftが既に7.46パーセントでリードしており、5.41パーセントとなっています。一方、ヨーロッパではSafariは9.95パーセントで、Edgeの10.9パーセント、Firefoxの10.92パーセントに及ばず、後れを取っています。
Edgeはデスクトップ版Safariにとって脅威となっているものの、Safariはタブレットやスマートフォンでは依然として多くのユーザーを抱えています。世界全体で見ると、Safariは19.84%でChromeの63.06%に次ぐ2位、Firefoxの4.18%とEdgeの4.12%を上回っています。