Apple Watchにはストラップコネクタの下に未発表の診断ポートが搭載されるとの報道

Apple Watchにはストラップコネクタの下に未発表の診断ポートが搭載されるとの報道

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木曜日の報道によると、次期Apple WatchにはこれまでAppleが明らかにしていなかった謎のデータ接続ポートが搭載されており、現在は診断とテストに使用されているとのことだ。

TechCrunchによると、このポートには6つの真鍮製の接点があり、Apple純正のストラップを取り付けるために設計された底面の溝の中に配置されているとのことです。技術的には、6接点コネクタはAppleのLightningプロトコルに似ており、現在8本のリード線のうち6本を充電とデータ転送に使用しています。

Apple Watchが店頭に並ぶ際にこのポートが搭載されるかどうかは不明だが、Apple内部の情報筋は、同誌が出荷予定のバージョンと考えているデバイスにこのポートが搭載されていることを確認している。

情報筋によると、このポートは現在は診断機能に利用されているが、将来的にはアクセサリの接続ポイントとして利用される可能性があるという。TechCrunch、このようなデータポートは機能拡張を容易にする手段として利用される可能性があり、例えばバッテリー駆動時間を延ばしたり、GPSなどのセンサー機能を追加したりする「スマートバンド」などが考えられると推測している。

スマートウォッチメーカーのPebbleは最近、新型Pebble Timeシリーズ向けに同様のプログラムを発表しました。「スマートストラップ」と呼ばれるこの取り組みは、アクセサリーメーカーがGPSや心拍数モニタリングなどのハードウェアを開発できるオープンプラットフォームです。

Appleがこのようなアクセサリを販売する計画を示唆する噂は今のところありませんが、このポートの存在は、Appleの最終設計の一部として出荷されると仮定すると、興味深い拡張の可能性を示唆しています。例えば、拡張ポートがあれば、ユーザーは毎年新しいデバイスを購入する代わりに、機能をアップグレードできるため、Watchのライフサイクルを延長できます。これは、高価なゴールドのApple Watch Editionモデルを検討している購入者にとって特に役立つでしょう。

Appleは3月9日の特別イベントでApple Watchに関するさらなる詳細を発表すると予想されている。AppleInsiderサンフランシスコでライブ中継する予定だ。