『テッド・ラッソ』のスターたちはApple TV+を誰も見ないと思っていた

『テッド・ラッソ』のスターたちはApple TV+を誰も見ないと思っていた

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

· 1分で読めます

ブレット・ゴールドスタイン氏とハンナ・ワディンガム氏は、当時新しく始まったApple TV+サービスで視聴者が『テッド・ラッソ』を見つけられるかどうかについて懸念を抱いていたことを明らかにした。

キャストとスタッフは、ヒットコメディ『テッド・ラッソ』の終了を祝っている。その一環として、ゴールドスタインとワディンガムはエンターテインメント・ウィークリー誌に対し、公開前にこの作品が上映されるかどうかについて話し合っていたと語った。

「Apple TVで配信されているんだから、誰も見ないだろうな」と共演者で脚本家のゴールドスタインは思ったという。「誰も見ないだろうと思っていた」

「僕と君は、『(この映画を作るのは)すごく楽しかったし、みんなお互いを知ることができた』って言ってたよ」と共演者のワディンガムは付け加える。「でも、誰も観ないだろうね」

番組の脚本を書き、ロイ・ケント役も演じるゴールドスタイン氏は、当時は「人々はApple TVの入手方法を知らなかった」と説明する。

「両親も僕も知らなかったんだ」と彼は言う。「だから、たとえ素晴らしい作品だったとしても、誰も見ないだろうって思ったんだ」

しかし、レベッカ・ウェルトン役のワディンガムは、完成した最初のエピソードを観て感動したと語る。「全てが美しく繋ぎ合わされているのを見ると、『なんてことだ、本当に世の中を変える作品に出演しているんだ』と思うんです。特に、この作品が偶然にも現代史における最悪の時期に公開されたというのは、本当に驚きです」

「自分が出演している作品を見るのは好きじゃないから、それを観たのを覚えてる」と彼女は続けた。「だから、私は自分自身をさらっと見て、この作品群にたどり着き、『オーマイゴッド、生まれて初めて、自分が出演している作品のファンになったんだ』って思ったの」

「テッド・ラッソ」は、まだ始まったばかりのApple TV+の看板番組となり、その大ヒットによってサービスの認知度が高まりました。また、この番組はロンドンの知名度向上にも貢献し、コロナ禍からの観光客の呼び戻しにも貢献しました。