Macworld: Apple、Macworld Expoでサプライズ登場か

Macworld: Apple、Macworld Expoでサプライズ登場か

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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ウォール街のアナリストの1人は、アップルコンピュータが火曜日に発表すると予想される製品発表をめぐる不確実性は異例のレベルに達しており、最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏にはサプライズの余地がさらに増えるだろうと指摘した。

「アップルは機密保持を最優先事項としており、リーク対策を強化しているため、この現象が起きている可能性が高いと考えています」と、アメリカン・テクノロジー・リサーチのアナリスト、ショウ・ウー氏は月曜日に顧客に語った。「そのため、今年はサプライズが増える可能性が高いと考えています」

ウー氏は、クパティーノに本社を置く同社が、Macとホームエンターテイメントという2つの分野に発表の焦点を当てると予想している。同氏は顧客に対し、サプライチェーン筋によると、Bluetoothステレオヘッドホン付きビデオiPodと携帯電話は、それぞれ製造段階に「近づいている/達している」とのことだと語った。

「大成功を収めたvPodは、2005年8月に初めて発表されて以来、大きなアップデートが行われていません」と彼は記した。「サプライチェーンの分析によると、後継機はしばらく開発が進められており、最近のデータでは部品の発注動向が変化していることが示されています。」

それでもウー氏は、これらのデバイスの発売時期については「確信が持てない」と述べた。同様に、同社の携帯電話事業における市場参入戦略やプロバイダーモデルについても不透明だ。

一方、アナリストは、ジョブズ氏が火曜日のマックワールド・エキスポで1つ以上の映画スタジオとの新たな映画コンテンツ提携を発表する可能性が高いと述べ、さらに調査の結果、iTVを補完する大画面技術の内部開発も行われていると付け加えた。

「iTVは、アップルがホームエンターテイメント事業に参入し、ソニーやサムスンといった大手家電メーカーとより直接的な競争を繰り広げる最初の製品となるだろうと我々は考えています」と同氏は記している。「我々の見解では、iTVはiPod + iTunesやMacフランチャイズの論理的な延長線上にあるものであり、FrontRowソフトウェア、豊富なテレビコンテンツ、そして拡大し続ける映画ライブラリによって、アップルはホームエンターテイメント分野で大きな先行者利益を得ることになるでしょう。」

Mac側について、ウー氏はMac OS X 10.5 Leopardが従来機種に比べて持つ主な特徴は、Windowsとの互換性が大幅に向上することだと考えている。Appleの経営陣はこの件について繰り返し否定しているものの、同アナリストは「MacとWindowsをシームレスに同時に利用できる、本格的な仮想マシン機能の可能性を感じている」と述べた。

ウー氏は、株価が下落している時に顧客にアップル株の買いを推奨している。「アップル株の投資判断は引き続き買いで、目標株価は99ドルです」と同氏は記している。