フィットネススマートウォッチ企業Basis ScienceがAppleなどと買収交渉中との報道

フィットネススマートウォッチ企業Basis ScienceがAppleなどと買収交渉中との報道

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Basis Health Tracker WatchのメーカーであるBasis Scienceが売りに出されており、Apple、Google、Samsung、Microsoftなどの大手テクノロジー企業と買収交渉を行っていると報じられている。

事情に詳しい情報筋によると、Basisは「ここ数週間」健康追跡スマートウォッチ事業の買い手を積極的に探しており、買収についてApple、Google、その他の企業とも協議したとTechCrunchが報じている。

Basisは「1億ドル未満」の目標価格を目指しているとされており、これにより買収候補は潤沢な資金力を持ち、健康トラッキングデバイス市場への参入に真剣に関心を持つ少数の企業に絞り込まれることになる。関係者によると、買収が行われない限り、BasisはラウンドCの資金調達を目指す可能性があるという。

製品自体については、Basis Health Tracker Watchには、ユーザーの心拍数、運動量、消費カロリー、睡眠サイクル、皮膚温度や発汗量の変化を追跡するためのセンサーが搭載されています。アプリは生データを管理し、競合製品よりも詳細な指標分析を可能にします。

Appleがいわゆる「iWatch」を開発中との噂が広まっており、Basis製品に搭載されているものと同様の健康モニタリング機能を搭載するとの見方もある。カリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社は、ここ数ヶ月、医療センサーや健康技術の分野で経験を積んだ人材を積極的に採用している。

Googleも、独自のスマートウォッチデバイスでウェアラブル分野への参入を検討していると噂されていますが、製品の仕様や機能についてはまだほとんど知られていません。インターネット検索の巨人であるGoogleが、Googleブランドのウェアラブルデバイスでモバイルハードウェア分野への参入を狙っているのではないかと推測されています。

報道によると、Basis買収の有力候補としてAppleとGoogleが挙げられているが、SamsungとMicrosoftも関心を示している可能性があると関係者は述べている。Samsungは、売上が低迷しているスマートウォッチ「Galaxy Gear」の売上を伸ばすことを目指している可能性がある一方、Microsoftの意図はほとんど不明である。