AppleInsiderスタッフ
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Appleは、iPhone 6sの新しい3D Touch機能をより多くの人々に知ってもらうため、今週、米国の旗艦店2店舗に、インタラクティブスクリーンを備えた巨大な展示テーブルを設置した。
YouTube チャンネル Grate App が提供した以下のビデオに見られるように、この金属製の大きな装置は基本的に、テーブルトップになった特大の LCD パネルであり、その上に 8 台の iPhone 6s 端末が取り付けられています。
各iPhoneには、iOS 9に含まれる新しい3D Touch対応壁紙の主役であるアニメーションのベタの魚が表示され、タップや深い押し込みに反応します。3D Touchが起動すると、iPhone画面上の波紋アニメーションがユーザーの指から外側に広がり、ディスプレイテーブルに伝わります。動画のナレーターはこの装置を「Force Touchテーブル」と呼んでいますが、このハードウェアにはタッチスクリーン機能が内蔵されておらず、カスタムメイドのiPhoneマウントと思われるものからの入力に依存しているようです。
どちらの店舗でも、iPhoneのデモテーブルには少なくとも2人の従業員が配置され、3D Touchの機能のデモンストレーションを行い、お客様が実際に機能を体験できるようサポートしています。また、清潔さを保つためにマイクロファイバークロスも用意されており、下の動画では、1人の従業員が大きな画面とその光沢のある金属製の筐体をせっせと拭いている様子が確認できます。
Apple Storeのスタッフによると、このiPhone 6s展示台はニューヨークとサンフランシスコの2店舗のみに設置されているとのことです。Appleが他のApple Storeにも設置する予定なのか、常設にするのか、あるいはMacBookなどの他の製品ラインにもこのコンセプトを拡大するのかは不明です。
Appleは9月にiPhone 6sの目玉機能として3D Touchを発表しました。この技術の搭載には、昨年のiPhone 6と比べて大幅な内部変更が必要でした。具体的には、iPhoneのディスプレイアセンブリへの全く新しい圧力感知層の追加、新しいフレキシブルなカバーガラス素材、そしてAppleのTaptic Engineの搭載などが挙げられます。
同社は今年のiPhone広告キャンペーンで3D Touchに注力し、この技術を全く新しいユーザーインタラクションの手段として宣伝しています。昨日放映された最新のCMでは、自社製アプリとサードパーティ製アプリの「Peek and Pop」機能を紹介しています。